HCS(ハンディキャップサポート)部門と帯広市図書館の研修・情報交換会

 7月13日、午後に3階会議室で「障がい者読書サービス」について帯広市図書館とHCSとの研修・情報交換会が、大林副館長、中村係長、HCS部門のメンバーそれに石川会長が参加で行われました。

この会議は当部門が図書館にお願いしていたもので、

①対面朗読の実施のしかたの確認。

②帯広市図書館の「障がい者読書サービス」とは何か。

③それらの実際の利用状況はどうか。

④これからHCSとして、どのようにこれらのサービスに関わっていけるのか 

などについて、半ば学習しながら率直な意見交換がされました。詳細は省きますが、

 図書館としては、「帯広市図書館障害者サービス実施要項」に基づき主に五つ(朗読・宅配・郵送・サピエ図書館・デイジー再生機器館内利用)のサービスを規定している。利用登録者数は10人台にとどまっていて、実際の利用者も少ない。それに対し、読書バリアフリー法の定める方向に沿って、誰でもが障害者になりうる今の社会では、サービスを受けられる条件をもっと緩やかにし、サービスの存在を広めることで利用者が増えるのではないか等の意見がありました。

この会議で、サービスの実態についておよその認識の共有がされたことと、課題についても鮮明になり、今後も協力してサービスの改善に向かう条件づくりになったのではないかと思います。

図書館あっての友の会ではありますが、友の会が利用者目線でいてこそ、図書館運営におおいに貢献できる可能性を感じさせられたとても意義あるものになりました。



岩間部門長:「障がい者読書サービス」について話し合いましょう。

中村係長が関係資料を配布しています。

中村係長が現状の「障がい者読書サービス」について説明しています。

HCSから、図書館へ「読書バリアフリー体験セット無料貸し出し」
について提案がありました。


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